| 【 市民によるガバナンス推進会議 メールマガジン 】 |
| ► 第02号 |
(1/2) 2008.6.22発行 |
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PDG News Letter No.2 (1/2) 2008.6.22
発行:市民によるガバナンス推進会議(PDG)
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皆さま、こんにちは。
PDG事務局ボランティアの北山です。
日頃より、PDGへのご支援をいただき、ありがとうございます。
PDG News Letter No.2(1/2)をお届けいたします。
今回は、第1回研究会のご案内を掲載しております。
私は「市民によるガバナンス推進会議」という団体名を目にした時、「ガバナン
ス」という言葉を改めて辞書でひいてしまいました。そのため、この第1回研究
会で「市民によるガバンス」についてしっかりと勉強したいと思っております。
団体名にもなっております、「市民によるガバナンス」というものをご理解いた
だくためにも、ぜひ多くの会員の皆さまにご参加いただきたいと思っております。
皆さまにお会いできますことを、心より楽しみにしております!
どうぞよろしくお願いいたします。
------- ◇◇ 目 次 ◇◇ -----------------
1.理事挨拶(高橋良輔)
2.活動概要(5月分)
3.収支報告(5月分)
4.第1回研究会のご案内
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■1.理事挨拶 高橋良輔
今日、「ガバナンスgovernance」という言葉は、さまざまな場面で使われるよ
うになっています。例えば開発学では、1980年代後半から経済成長を軌道にのせ
るための条件としてグッド・ガバナンスが重視されるようになってきました。他
方、国際関係論では、冷戦の終焉の頃から「世界政府なき世界統治」としてのグ
ローバル・ガバナンスに注目が集まっています。さらに現在では、企業の組織や
活動の健全性を示すためにコーポレート・ガバナンスという表現を使うこともひ
ろく浸透しています。
もっとも、これら異なる領域のなかでガバナンスという言葉がいかなる意味で
使われているのかは必ずしも明らかではありません。よく指摘されるのは、その
語源に「舵をとる」という意味があることですが、下村恭民氏によれば、ガバナ
ンスをめぐる議論に共通の要素は社会や組織の意思決定過程に注目するところに
あります。おそらく合意の形成や、権力と資源の分配、意思決定の方法、利害関
係者への説明責任などをめぐる公式・非公式の制度・ルールの問い直しこそ、ガ
バナンス論のポイントだと言えるでしょう。
このように考えてくると、ガバナンスをめぐる課題がたんに効率的な組織運営
や選挙・法制度の整備、あるいは既存の法律の遵守といった次元にとどまるもの
ではなく、国内社会や国際社会、産業界のあり方をどのように民主化していくか
という問題であることが明らかになってきます。実際、政治学に目を転じると、
ガバナンス論が広がった1990年代は、新たな民主主義の回路が模索されるように
なった時期でもありました。これまでの議論が法制度や選挙に傾きがちであった
のとは対照的に、この時期には政府や議会以外での市民のコミュニケーションに
注目する熟議民主主義論や、市民の多様なアソシエーションを重視する結社民主
主義論が現れてきます。つまり、現代のガバナンス論の根底には、市民がどのよ
うに社会や組織の意思決定・意見形成に参画するべきか、さらにはその参加のた
めにいかなる能力形成や社会の条件整備が必要なのかという問いが横たわってい
るわけです。
もちろんこのことは、既存の制度や組織の見直しを要求します。ただし重要な
ことは、それが現在の社会の枠組みを打ち砕くことを目的としているわけではな
いということ、そして「市民によるガバナンス」や「民主的なガバナンス」の達
成方法は、それぞれの国や地域あるいはセクターによってさまざまでありうるこ
とです。20世紀の歴史は、民主主義という理念の実現にはさまざまな途があり、
さらに民主化という課題もたんに法制度の整備に尽きるものではないことを示し
てきました。市民によるガバナンス推進会議の英語名「民主的ガバナンスに向け
たパートナーシップ Partnership for Democratic Governance 」には、国境や
セクターの壁を越えた連携を通じて、それぞれの国・地域・セクターの民主化に
協同で取り組んでいこうとする意志が込められているのです。
研究会担当理事 高橋良輔
(佐賀大学文化教育学部 講師〈国際関係論・政治理論〉)
■2.活動概要(5月分)
□第2回理事懇談会
日 時 :5月18日(日)13:30~16:00
会 場 :大谷法律事務所
新宿区四谷1-2-1三浜ビル8F
出席者数:10名
主な内容:以下3点を中心に確認いたしました。
・2008-09年度研究会テーマと実施スケジュールについて確認い
たしました。
・2008年秋季シンポジウム開催(案)について確認いたしました。
・5月初めに行いました、トヨタ財団への研究助成申請について
報告が行われました。
■3.収支報告(5月分)
□収入の部
合計: 145,000円
内訳:個人正会員名3口 45,000円
法人賛助会員1口 100,000円
□支出の部
合計: 3,698円
内訳:管理費 什器備品費 1,585円
事業費 振興事業 2,113円
(第2回理事懇談会のコピー代、飲み物代)
■4.第1回研究会のご案内
2008~09年度の2年間で研究会を行っておく予定となっておりますが、今年
度は4回の研究会を行う予定としております。記念すべき第1回研究会を世界
銀行様に会場をお借りし、7月26日に開催することとなりました。
研究会では、多様な事例の共有と検討を通じて、市民によるガバナンスの現
状と課題を明らかにし、ガバナンス向上のための支援のあり方を提言にまと
めることを目標としております。
研究会には多くのPDG会員の皆様にもご参加いただき、今後のPDGの活動につ
いてぜひ一緒にお考えいただきたいと思っております。
ご参加いただける方は、恐れ入りますが6月27日(金)までに下記メールア
ドレスまでご連絡ください
事務局担当ボランティア 北山 (mihoko_k@palette.plala.or.jp)
□第1回研究会
日 時 :7月26日(土)14:30~17:30
会 場 :世界銀行情報センター(PIC東京)
富国生命ビル1階 ロビーフロア
東京都千代田区内幸町2-2-2
http://www.worldbank.or.jp/ptokyo
主な内容:「市民によるガバナンスとはなにか――考え方の整理とその測定方法」
【報告1】なぜ、いま市民によるガバナンスなのか
【報告2】「民主的ガバナンス」とは何で、どう測るのか
※内容の詳細はPDG News Letter No.2(2/2)をご覧ください。
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◇発行:市民によるガバナンス推進会議(PDG)事務局
◇このNews Letterに関するお問い合わせ、送付先メールアドレスの変更につい
ては、下記メールアドレスまでご連絡ください。よろしくお願いいたします。
事務局担当ボランティア 北山 (mihoko_k@palette.plala.or.jp)
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