■□ 研究会
2008年7月15日
「市民によるガバナンスとはなにか――考え方の整理とその測定方法」

「第1回公開研究会7/26(土)」のご案内


 私どもは、国内外の民主主義・ガバナンス強化を促進する取り組みを民間レベルで実現するため、2006年より日本における民主化支援基金の設立について幾度となく検討会を重ねてまいりました。

 検討の結果、まずは民主化支援に関連する多くの個人・団体と連携し、国内外における市民社会の能力育成や各種の人権擁護等についての意識向上と政策・制度的改善をはかり、さらに国内外で民主主義・ガバナンス強化に係わるグループに助成などを主な活動内容とする、民間主体のNPOとして結成することになりました。

2007年9月からは設立準備委員会を立ち上げ、2008年2月9日には設立総会を開催しました。またこの6月には、東京都からNPO法人としての認証も受け特定非営利活動法人 市民によるガバナンス推進会議(PDG:Partnership for Democratic Governance)として、正式に活動してゆくことになりました。

本会議では、
(1)民主的ガバナンスに携わる多くの個人・団体の連携促進
(2)市民社会の能力育成や政策・制度的改善の提案
(3)国内外で民主主義・ガバナンス強化に係わるグループへの助成
を中心に、市民社会の自発性に基づいたガバナンスを強化・促進するための活動を行っていく予定です。

9月には「記念シンポジウム」の開催を予定しておりますが、定期的に、年4回の研究会を公開で行う予定でおります。

今回はその第一歩として、7月26日に世界銀行東京事務所に会場をお借りして、第1回研究会「市民によるガバナンスとはなにか」を開催いたします。

当日は、「市民」と「ガバナンス」との結びつきをあらためて検証し、今後世界が取組むべき民主的ガバナンス強化のあり方を議論してまいります。

 ご多忙のところ誠に恐縮ではございますが、(特活)市民によるガバナンス推進会議(PDG)の設立にご理解をいただき、本会議への参加者を広く募り、より現場に即した活動を行うため、持続可能な社会の実現に向けた民主化推進活動、特に民主的ガバナンスに関心の深い皆様方の積極的なご参加を賜りたく、お願いする次第です。

ぜひ多くの方にご参加いただき、一緒にお考えいただければと存じます。

ご参加いただける方は、恐れ入りますが事務局 (office@pdgj.org)までご連絡いただければ幸いです。


タイトル:「市民によるガバナンスとはなにか――考え方の整理とその測定方法」

日 時:7月26日(土)15:00~17:30

会 場:世界銀行情報センター(PIC東京)
東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル1階
地下鉄三田線 内幸町駅、丸の内線・千代田線・日比谷線 霞ヶ関駅下車
地図=>http://www.worldbank.org/ptokyo

参加費:無料

主な内容: 
 テーマ:「市民によるガバナンスとはなにか――考え方の整理とその測定方法」
 【報告1】 なぜ、いま市民によるガバナンスなのか
        佐賀大学 高橋良輔氏
 【報告2】 「民主的ガバナンス」とは何で、どう測るのか
       和洋女子大学 杉浦功一氏

【報告趣旨】

【報告1】 なぜ、いま市民によるガバナンスなのか     佐賀大学 高橋良輔

近年、「良いガバナンス」「グローバル・ガバナンス」「コーポレートガバナンス」「ネットワーク・ガバナンス」など、さまざまな領域で「ガバナンス governance」という言葉が用いられるようになっています。
確かに日本語では、しばしば「統治」「共治」などと訳されてはいるものの、それがかつての「支配rule」や「管理control」とどれだけ違うものなのか、必ずしもはっきり伝わってはきません。「統治するgovern」という言葉のもとの意味は「舵をとる steer」ことだったと言われますが、当初グローバル・ガバナンスが「世界政府なき世界統治」と表現されたことに示されているように、いまや「誰が」舵をとるのかが大きな問題なっているのです。
そこで今回は、近年の政治学や社会学における議論を手がかりにしながら、なぜいま「市民によるガバナンス」が重要なのかについて考えていきます。


【報告2】 「民主的ガバナンス」とは何で、どう測るのか   和洋女子大学 杉浦功一

「(民主的)ガバナンス」の内容及びその測定方法をめぐって、今なお盛んに議論が行われています。しかし、議論では各機関や各論者の政治的な立場、あるいは外交上の配慮が色濃く反映され、意見の一致が困難な状態になっています。
合意の難しさは、そもそもどうして「民主主義」といわずに「民主的ガバナンス」というのか、というところにも表れています。
そこで本報告では、国連開発計画(UNDP)や世界銀行など主要な国際援助機関での議論を紹介しながら、「民主的ガバナンス」の内容とその測定方法に関する現在の状況を紹介します。同時に、ガバナンスの内容の定義と測定に伴う政治的な問題も明らかにしながら、市民目線での「民主的ガバナンス」の内容と測り方を一緒に考えたいと思います。

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■参加申し込み:

ご参加いただける方はお手数ですが、下記フォームにご記入の上、
事務局(office@pdgj.sakura.ne.jp)宛てにメールにてお送りくださるようお願いいたします。
当日のご参加も大歓迎です。

-------- 第1回 公開研究会 7月26日(土) 参加申し込みフォーム -------

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問い合わせ先:
■(特活)市民によるガバナンス推進会議(PDG)事務局
  E-mail:office@pdgj.org  ホームページ:  http://www.pdgj.org/
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